帽子のエチケット

男性は…屋外でも人と挨拶するときや婦人と話しをするときには帽子をとるのが礼儀です。

婦人は…原則的に室内でもかぶったままでいいのですが、それは髪飾りとみなされているからです。
    日除けを目的としたようなブリム(つば)の大きい帽子の場合は、とった方がいいようです。

『靴をぬぐときは、帽子もぬぐ』
と考えれば良いでしょう。

映画館・劇場等、後ろの人の邪魔になる所では帽子をとるのがエチケットです。

◎かぶる時は、


必ずブリム(つば)の前後を持って下さい。 男性の場合、クラウンの前部をきつくつまんでかぶる方がいらっしゃいます
が、それは、帽子のいたみを早めてしまう場合があります。

◎フェルト帽子は、

使用後は柔らかいブラシで毛並にそってブラッシングして下さい。左回り、即ち時計と反対回りです。

◎ちょっとした汚れは、


フェルト帽子は:消しゴムで軽く毛並にそってこすると落ちます。
パナマ・麦わら帽子は:湿したタオルで軽く拭いて下さい。
どんな時でも、揮発油・ベンジン等は絶対に使用しないで下さい。いたって大きなシミになります。
◎雨に濡れた時は、

乾いたタオル等で軽く湿気を押し拭きして自然乾燥させて下さい。

◎箱にしまう時は、

クラウンはそのままで、ブリムは必ず上げて平らに置いて下さい。


◎洗濯可能の表示がある品以外は洗わないで下さい。
◎洗濯可能の表示がある帽子でも洗濯機には入れずに手でブラシ洗いをして下さることをお薦めします。
◎生乾きのうちにクラウンとブリムの形を手で整えて下さい。帽子は立体的な型ですので、
 木型がないとアイロンが掛けられません。従って、生地を引っ張って型を整えることが必要なのです。
◎中折帽子、パナマ帽子は、特殊な洗濯技術と木型が必要です。
 帽子のクリーニングを取扱っているデパートや帽子専門店に出して下さい